オペレーティングリース
リース満了時に中古価値が見込める物件の場合に、将来の物件価値を残価として見込むことによって、その残価を購入価格から控除して月々のリース料を低く抑えるリース契約です。残価を設定しているため、リース料支払総額はファイナンスリースに比べ割安となります。
オペレーティングリースとファイナンスリースの比較
1.リース料支払い総額の軽減
2.リース満了後の柔軟な選択
オペレーティングリース | ファイナンスリース | |
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使用継続 | 二次リース | 再リース |
使用終了 | 物件返却 | 物件返却 |
物件購入 |
お客さまのメリット
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総投資額の軽減
残価を設定することにより、リース料総額は物件を買い取る場合よりも低減することが可能です(物件代金>リース料総額)。
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柔軟なリース期間の設定
ファイナンスリースと比較して短期間のリース期間設定が可能です。
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オフバランス処理が可能
ファイナンスリースと異なり、資産計上が不要(オフバランス処理)となります。また、月々のリース料は全額損金算入が可能です。
- 財務諸表脚注表記には「未経過リース料」の表記が必要です。
- 具体的なオフバランス処理については、監査法人などへご確認ください。
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物件の購入が可能
リース満了後は、市場価格にてお客さまによる買取りが可能であり、万が一、設備の使用が長期となっても、柔軟な選択が可能です。
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管理事務の合理化
所有に伴う事務処理(税金・保険料の納付、物件処分など)が不要になるため、管理コストが削減できます。
オペレーティングリース対象機器の例
工作機械
NC旋盤、NC歯車加工機、マシニングセンタ、研削盤、など
産業機械
射出成型機、鍛圧機械、プレス機械、など
建設機械
油圧ショベル、クレーン、高所作業車、など
印刷機械
印刷機、輪転機、製版機、など
- 機種によっては対応できない場合もありますので、あらかじめご相談ください。